玉川村ホップ栽培研究会のホームページを公開しました。

福島県玉川村は福島空港やあぶくま高原道路などがある県内でも交通の要所ですが、一方で 本村は阿武隈山地の西斜面の丘陵地と阿武隈川東岸に開けた平坦地があり、その地形を生かした農産物栽培が行われており、特産品には全国的に珍しい果樹「さるなし」があります。しかしながら、全国的には知名度が低い現状があります。 作物として 「さるなし」が 特産品としてありつつも 、まだまだ県内・全国的に有名 となっているような 作物は見受けられないというのが現状です。一方、玉川村では数十年前に ビールに使用される香草「ホップ」を栽培していた歴史がありましたが、現在となっては農家側の諸事情によりその栽培技術が途絶えてしまってい ます 。

そのような中、玉川村ではクラフトビールによる地域おこし事業がスタートし、その活動と 連携する形で地元ホップを栽培 できれば、 地域振興における一つの起爆剤になりう ると考えております 。そのためにも、失われた栽培技術を復活させ、 改めて そのノウハウの再構築や地域理解の熟成、認知度の向上にむけた取り組みを進めます。

玉川村ホップ栽培研究会 代表 和田正樹